032 パリの秋、食欲の秋

パリの空
夕暮れの空も、雲も、本当に秋らしくなった。
パリの秋は静かでいいけれど、ちょっぴりセンチになりますね。
あぁ~、日本に帰って、ゆっくりお風呂にでも入りたい…。

パリのリュクサンブール公園
秋のリュクサンブール公園。
夏に比べたら、随分と人影も少なくなった。

パリのリュクサンブール公園
リュクサンブール公園の紅葉。
日本の紅葉のように真っ赤にはならないけれど、これはこれで風情がある。

レストラン レ ファーブル ド ラ フォンテーヌ
レ ファーブル ド ラ フォンテーヌ(Les Fables de la Fontaine)。
お魚料理が専門の一ツ星レストラン。
手長海老の塩茹では、手で食べちゃう。

レストラン レ ファーブル ド ラ フォンテーヌ
レ ファーブル ド ラ フォンテーヌにて。
焼いたほたて貝は、和食みたいな味。

モンマルトルの収穫祭
モンマルトルの丘、パリに唯一残るぶどう畑で行われた収穫祭。

モンマルトルの収穫祭
モンマルトル、秋の収穫祭にて。
可愛らしいマドモアゼルたちの鼓笛隊。

モンマルトルのぶどう畑
パリ、モンマルトルの丘、ぶどうの紅葉。
ボルドーやブルゴーニュに出かけなくとも、こんなに美しい光景が。

クロ モンマルトルのワイン
パリ、モンマルトルの丘に実ったぶどうから造られたワイン。
年産約1,000本という貴重品。

アルザスのコンフィチュール
世界で1番美味しいと言われるコンフィチュール(confiture:ジャム)。
アルザス、ニーデルモルシュヴィール(Niedermorschwihr)村にて購入。

パリ、ノートルダム大聖堂
秋晴れのノートルダム大聖堂。
夏の日差しの頃とは、随分と違った印象に。

パリのセーヌ川
セーヌ河の秋。
川辺に立つ木々の葉も、すっかり落ちてしまいました…。
今頃は、流れ流れてル アーヴル(Le Havre:セーヌ河の河口の町)にでも着いたかな?

パリのセーヌ川
秋のセーヌ河。
右手前がサン ルイ島、左手奥がシテ島。
ここからの景色は1年中いつ見てもきれいだけど、秋は特にいい…。

ボジョレーヌーボー
秋のお楽しみと言えばこれ、ボジョレー ヌヴォー。
近所のワイン バーにて。

チーズ
パリ、チーズ屋さんの店先で。
敷いた藁(わら)の上に、裸のままのチーズがごろごろと並ぶ。

レストラン ランブロワジー
三ツ星レストラン、ランブロワジー(L'Ambroisie)。
世の中に三ツ星レストランは数あれど、やはりここは別格。
長年に渡って星を守りぬいてきた老舗中の老舗。

レストラン ランブロワジー
ランブロワジーの店内。
とても落ち着いた雰囲気。
お店に入る前は「緊張するかな…?」と思ったけれど…。
入ってみたら、ゆったりとした気分で楽しむことができた。

前菜
前菜、炒り卵の白トリュフ添え セップ茸のソース。
ん~、秋の香り。

前菜
同じく前菜、ほたて貝の白トリュフ添え。
本当に香り高い一品。

白トリュフ
この、じゃがいもみたいなのが白トリュフ。
フランス料理の食材の王様。
いままでに嗅いだことがないくらい強烈な匂い!

アニョー
主菜のアニョー(agneau:仔羊)。
正直、このお皿が目の前に置かれた時には驚きました。
ここまでシンプルなお料理が出てくるとは思わなかったからです。
なお、お味については下手なコメントはいたしません。
本当に美味しかった!

アーティチョーク
主菜の付け合せ、アーティチョーク(artichoke:チョウセンアザミ)。
ランブロワジーをあえて一言で表現するなら、上品かつ控えめ。
長年に渡って高く評価されているお料理とはこういうものなのか…ということを、心に刻むことができた。

ボワシエのマロングラッセ
秋と言えば栗。
そして、マロン グラッセ(左上)です。
「花びらのチョコ」で有名なボワシエですが、ここがマロン グラッセの元祖。

薪
晩秋となり、肌寒くなってくると、荒物屋さんの前には薪が並ぶ。
これもパリの秋の風物詩の1つ…。

モンドールのチーズ
季節限定のチーズ、モンドール(Mont d'Or)。
これがお店に並び始めたら、パリはもう冬…。
そのまま食べても美味しいし、オーブンに入れて焼き、トロトロに溶けたらスプーンですくってパクッ!も良し。