2016年04月17日(日) 今日の定食

写真は、パリの街中にある、小さなレストランのメニュー。
壁の黒板に書かれていた、今日のおすすめ料理です。

1つめは、テリーヌ ド フォア ド ヴォライユ(Terrine de Foie de volaille)。
鶏(家禽)の肝臓をを細かく刻み、ペースト状に練って、テリーヌと呼ばれるテラコッタ製の器に入れて焼いたお料理です。
8ユーロ(約1,000円)。

2つめは、フィレ ミニョン ド ポーク(Filet mignon de porc)。
豚のヒレ肉を焼いたものに、マスタード ソース(Sauce moutarde)をかけていただくようです。
ピューレ(puree:マッシュポテト)付き。
18ユーロ(約2,250円)。

3つめは、フィレ ド ドラド ロワイヤル(Filet de Dorade Royale)。
ヘダイの切り身を焼いたものに、ピストォー(pistou:ニンニクやバジルなどを入れて作ったプロバンス風のソース)をかけていただくようです。
ポワレ ド レギューム(poelee de legumes:焼いた野菜)付き。
18ユーロ(約2,250円)。

なお、私達日本人にとってフランス料理と言えば豪華で美しいイメージ。
また、その名前からして(テリーヌだの、フィレ ミニョンだの…)、お洒落で美味しそうな感じがします。

しかし、このメニューにあるようなお料理を皆さまが実際にご覧になったら、ちょっとビックリなさるかも知れません…。

なぜならば、これらのお料理はフランス パリの人々が普段から召し上がっていらっしゃるもの。
言うなれば、日本の大衆食堂で出される今日の定食のような、飾らない(豪華でも、お洒落でもない)お料理だからです。

フランス パリ レストラン メニュー
フランス パリ、とあるレストランの今日のおすすめ料理。