2016年03月17日(木) コンポスト

先日、長女が学校から、箱(かご?)を1つ持って来ました。
タテ20cm x ヨコ25cm x 高さ20cmほどのプラスチック製の箱です。

「パパ、これ何だかわかる?」

「何これ?」

「野菜とか、果物とか、お魚とかの、いらなくなった部分を入れるの。そして、月曜日と金曜日に学校に持って行くんだよ」

実はこれ、各家庭から出る生ごみを回収して堆肥を作るというリサイクル活動。
ラムネ トン トロニョン(Ramene ton trognon:野菜や果物の芯の還元)と呼ばれるコンポストなのです。

なお、箱の他に、箱の中に取り付けて生ごみを入れる専用の袋と、生ごみの入ったその袋を学校まで持って行くための手さげ袋、さらには、コンポストの説明書、ごみの分別表も付いていました。

子供のうちからコンポストのしくみに慣れるのは、とても大切なことだと思います。

しかし、各家庭に(生徒の数だけ)箱や袋を用意し、それを配ってコンポストの活動を続けるのは大変なことだと思いますが、それを実際に始めてしまうところが素晴らしいと思いました。

フランス リサイクル
生徒1人ひとりの家庭に配布されたコンポスト用の箱(かご)。
毎週、月曜日と金曜日に専用の袋に入れて、生ごみを学校に持って行く。
なお、学校の入り口には、この箱と同じ色の大きな箱が置いてあり、その中へ入れる。

フランス リサイクル
コンポストのしくみの説明書と、ごみの分別表。