2016年01月16日(土) サン セヴラン教会

先日、外出した際に、サン セヴラン教会に立ち寄りました。

サン セヴラン教会は、パリの5区、カルチエラタンにある古い教会です。
徒歩1~2分のところにノートルダム寺院があるせいか、この教会を訪れる人は少ないように思います。

ところで、サン セヴラン教会に限ったことではありませんが、僕はフラリと教会に入り、身廊(教会堂の入り口から祭壇にいたるまでの中央の部分)に並べられた椅子に座って、ぼんやりと過ごすことが好きです。

そして、心を落ち着かせた後は教会内を見て歩き、天井や梁の造形を眺めたり、ステンドグラス越しに差し込む日の光を楽しんだり、壁のフレスコ画に見入ったりしています。

なお、そんな時いつも思うのは、人間って本当に凄いということ。
天井や梁の造形やステンドグラス、フレスコ画を見るたびに、こんなに美しいものを作り出してしまう人間の能力に、ただただ感動してしまいます。

パリ サン セヴラン教会
サン セヴラン教会の梁。
ごめんなさい、僕の撮った写真からでは、その美しさをお伝えすることができないかも知れませんが…。

パリ サン セヴラン教会
サン セヴラン教会の聖水盤。
各教会を巡って聖水盤を見るのも僕の楽しみ。
聖水盤の中の聖水は、すでにキリスト教に入信した信徒が、洗礼を受けた(受洗した)ことを忘れないようにするためのもの。
信徒は教会に入る際に聖水に指を浸して、十字を切る。