2015年12月20日(日) 暖冬

12月も半ばを過ぎ、もうすぐ冬至…。
しかし、今年のパリの冬は、本当に暖かいのです。

先日も所用でオペラ界隈に出かけたのですが、何だか春先のような暖かさでした。
もちろん、その日のお天気にもよるのでしょうが、これだけ暖かいと12月という気がしません。

また、友人達からも「ノエル(Noel:クリスマス)を一緒に過ごしましょう!」とか、「12月31日にパリにいるのなら、我が家に遊びに来ませんか?」とお誘いをいただきましたが、あと10日程で今年が終わってしまうなんて信じられません。

唯一、その気にさせるのは、子供達の言動。
毎朝、カランドリエ ド ラヴァン(calendrier de l'avent:クリスマスを指折り数える、日めくりのカレンダー)の小窓を開けてはチョコレートを1つ食べ、「ノエルまで、あと?日!」と大きな声で叫んだり、事あるごとに「サンタさんは、ちゃんとお願いしたものを持って来てくれるの?」と聞かれる(責められる?)からです。

なお、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
いろいろとお忙しいとは思いますが、どうかお身体にはお気をつけて、楽しいクリスマスと年の瀬をお過ごしください。

パリ、オペラ界隈
パリのオペラ界隈。
冬の日の、平日の午後。
でも、今年の冬は暖かく、何だか春先のような感じ。

カランドリエ ド ラヴァン
クリスマスを指折り数えて楽しむためのカレンダー、カランドリエ ド ラヴァン。
縦35cm、横25cm、厚さ1cmほどの紙製の箱に、1から24までの番号が振られた小窓が付いていて、12月01日から24日までの毎日、1つずつそれを開けていきます…。
また、小窓の中には、サパンやリース、星などの形をした小さなチョコレートが入っています。