2015年11月13日(金) 子供達の日本文化

フランス語で、幼稚園はエコール マタネル(ecole maternelle)、小学校はエコール エレモンテール(ecole elementaire)またはエコール プリメール(ecole primaire)と言います。

幼稚園と小学校に通う子供がいる我が家では、毎日、朝晩の送り迎えの際に幼稚園や小学校に出入りするわけですが、時々、興味深いものを目にします。

たとえば、幼稚園の子供達が行う活動(アクティビテ:activite)の中に、KAMISHIBAI(紙芝居)やORIGAMI(折り紙)の時間があることです。

また先日、小学校の廊下を歩いていたら、縦1m x 横1.5m程の大きさで、北斎の富嶽三十六景と、ゴッホのアイリスが並べて貼ってありました。

フランスにおける日本文化と言うと大人の目線で見たものが多いように思いますが、このように子供達の間に浸透しているものもあります。
またこの方が、長い目で見たら(将来的には)、両国の交流や理解に寄与するものとも思います。

パリ、幼稚園のアクティビテを紹介した紙
パリ、幼稚園のアクティビテを紹介した紙。
上段の中央にKAMISHIBAI、下段の右から2番めにORIGAMIの字が見て取れる。

パリ、小学校の廊下に貼られた北斎とゴッホ
パリ、小学校の廊下に貼られた北斎とゴッホ。