2007年10月14日(日) 秋の一皿

今日は日曜日。
朝からとってもいい天気♪

いつもより少し早起きをして、2人揃ってマルシェに出かけました。
もう空気が冷たいパリの秋。
でも、食べ物がますます美味しい秋でもあります♪

いつもお世話になっている八百屋さんを覘いたら、秋の味覚、きのこが!
また、美味しそうなりんごやぶどうも買いました。

そして、八百屋さんの向かいにあるのは魚屋さん。
店先に美味しそうなほたて貝を発見。
ん~、やはりこの季節、ますます美味しそうに見えます。

「すみません、ほたて貝を6つください!」

「あいよ、殻を開けるかい?」

「はい、お願いします!」

…と伝えたら、殻を開け、ひもの部分もすべて取り除き、貝柱だけにしてくださいました(本当は、ひもの部分も欲しかったけれど、「あっ! そこは取らないで…」と、とっさにフランス語で言うことができなかった僕…)。

帰り道にワインを買い、自宅に戻ってからは、僕がお昼ご飯を担当。

メニューは、豪華、フランスの秋を丸ごと食べちゃう料理!
新鮮かつ高級な食材だけを使って素材の味を活かし(本当は手の込んだ調理ができないだけ…)、秋のプレートランチ(1皿にご飯もおかずも乗せた料理)を作りました。

フランス パリ 食材
マルシェの八百屋さんで見かけた秋の味覚…。
左は、ジロール茸(girolle:あんずたけ)。
フランスでは最も一般的なきのこの1つ。
右は、フランス産のくるみ。
食べたいけど、自宅にはくるみ割り器がないので…。

フランス パリ りんご
秋と言えば、りんご。
また、フランスでりんごと言えば、ノルマンディー(Normandie)産。

フランス パリ ぶどう
秋と言えば、ぶどう。
この何とも言えないニュアンス(nuance)、いいでしょ?

フランス パリ 野菜
日本ではあまり馴染みのない、フランスの野菜トリオ。
左は、フヌイユ(fenouil:ういきょう)。
中と左は、アーティショー(artichaut:朝鮮あざみ)。

フランス パリ 料理
僕が作った、日曜のお昼ご飯。
見た目はひどいことになっちゃたけど(笑)、味は美味しいんですよ!
1番上に白く突き出たのは、新鮮なポワロー(poireau:西洋ねぎ)。
オリーブオイルとにんにくでサッと炒めました。
右上にあるのは、ジロール茸と新鮮なマッシュルームのバター炒め。
きのこは水で洗わず、ごみを丁寧に取り除いて、バターでサッと炒めます。
手前にあるのは、ほたて貝。
3つともバターを焦がさぬように炒め…

プリプリとして本当に美味しい。
そして、左上にあるのは、白米と玄米を半々に混ぜて炊いたもの。
ほたて貝を炒めたフライパンでサッと炒めて、ほのかな潮の香に。
お醤油や白ワインの香りも加わって、んも~、最高です!
見た目はひどいことになっちゃたけど(笑)、味は美味しいんですよ!