2007年10月12日(金) (なんてね♪)

この日のブログは、何故か文章が消失してしまい、写真だけが2枚残っていました…。

写真を見てみると、1枚にはロミオとジュリエットのパンフレットが、そしてもう1枚にはバレエの公演後の舞台挨拶の様子が写っています。

また、2007年6月19日(火)の「今日のパリ」に、パリ オペラ座バレエのチケットを先行予約したことが記されており、2007年10月にロミオとジュリエットを観に行く…とあることから、この日の文章は、パリ オペラ座バレエのロミオとジュリエットについて書かれたものであったと思われます。

なお、これを期に、ロミオとジュリエットについて少しだけ調べてみました。
そして、あらためて、面白いことをいくつか知りました。

1つめは、お話の舞台について。
お話の舞台はイタリアだと思っていましたが、ヴェローナ(Verona)の町だとは知りませんでした。
ヴェローナは中世において、人間が織りなす様々な事柄や自然災害によって激動した町。
それによって、社会情勢や人々の心も、大きく揺れ動いた町だったのでしょう(まさに、ドラマ人間模様のよう…)。
さらに、近代になってからも、フランスに支配されたり、オーストリア領になったりと、常に変化の中にあったようです。

2つめは、作者のシェイクスピアについて。
ロミオとジュリエットと言えば、シェイクスピアの代表作の1つであると思いますが、実は、原作が他にあったとは知りませんでした(アーサー ブルックの物語詩「ロミウスとジュリエットの悲しい物語」1562年、イギリス)。
また、それ以前からある西欧の民間伝承やギリシアの古典物語の中にも、似たようなお話はいくつもあるのだとか。
やはりいつの世も、若い男女の恋物語、特に恋愛悲劇には人気があるようですね。

3つめは、ロミオとジュリエット効果について。
恋愛などにおいて、2人の間に障害がある方が、逆にそれを乗り越えようとすることから、お互いの恋愛感情がさらに高まる心理的現象を、ロミオとジュリエットのお話にちなんで、そう呼ぶのだとか。
あぁ…、僕も、もう〇〇十年か若かったら、そんな恋愛をしてみたい…(なんてね♪)。

フランス パリ オペラ座バレエ
パリ オペラ座、ロミオとジュリエットのパンフレット。
イタリアが舞台なのだから、ロメオとジュリエットと言う方が良いのかも。

フランス パリ オペラ座バレエ
公演後の舞台挨拶の様子。
パリ オペラ座バレエは、いつも、本当に、凄いのだ。