2007年09月26日(水) 買って良かった

日本の実家に預けていた冬物のコートを、母に頼んで送ってもらいました。
そして、ロックスウッド(LOXWOOD)の新作バッグの撮影の際に、それを着たのが今日の写真。

実はこのコート、6年前に初めてパリを訪れた際、当時の私の約1か月分のお給料を出して買ったもの。

モンテーニュ通り(avenue Montaigne)には上品なお店がたくさん並んでいて、初めてのパリにすっかりのぼせていた私は…

「せっかくパリに来たんだから、ここでお買い物をしたい!」

…と思いました。

そして、いくつかのお店であれこれと試着させてもらっていると、一着のコートがすっかり気に入って…。

それは、アポストロフィ(APOSTROPHE)というブランドの、すっきりとしたラインのコートです。

アンゴラ混ウールの生地は肌触りが素晴らしく、また全身を覆うほどの丈があるのにとても軽く、暖かい。
さらに、羽織ってみた時の自分の姿も別人のように素敵に(?)見えて、ちょっと興奮したのを覚えています。

あの時買わなかったら、きっと後悔したことでしょう。
今でも、あの時、このコートを買って、本当に良かったと思っています。
贅沢なパリ旅行の良い思い出です。

フランス パリ コート
アポストロフィのコートを着て。
真冬の格好でもおかしくないくらい、今日のパリは風が冷たい…。
今年の冬はこれを着てどこへ出かけようか、考えると楽しみです。