2007年09月15日(土) レトロなメトロ

11時から仕事の打ち合わせ。

待ち合わせ場所へと向かうためメトロの駅まで行ったけれど、待てど暮らせど電車が来ない…。

「あ~っ、何で来ないんだろ? 遅れてしまう~!」と焦っていたら、ガタゴトといつもより大きな音を立てて、電車がホームに入って来ました。

目の前に現れたのは、見慣れない、とっても古そうな電車…。
まるで遊園地の乗り物のようです。

実はこれ、1930年から1935年にかけて造られた車両なのだとか(約70年前)!
どうやら、今日は特別に走っているようです。

キーッ! ガッシャン! バッタン!と音を立てて止まった電車に、「だっ、大丈夫かな…これ…」と心配になりながらも、乗ってみると意外にいい感じ。

古いもの好きの僕としては、興味津々。
走行中は車内を、また停車中はホームに降りて、夢中で写真を撮りました。

しかし、「あっ! いけね、待ち合わせだった!」と我に返る僕…。
往時のパリの街の様子を想像しつつ、電車を降りて待ち合わせ場所へと急ぎます。

フランス パリ 地下鉄
ガタゴトと、大きな音を立てて走るメトロ。
一目見た途端、「わーっ! 何これ?」という感じ…。

フランス パリ 地下鉄
大人達は懐かしそうな顔、子供達は嬉しそうな顔。

フランス パリ 地下鉄
車内の灯りは、はだか電球!
普段から暗いパリのメトロだけど、この車両はより一層暗いっ!

フランス パリ 地下鉄
「1ere CLASSE」って、昔はメトロにも1等車、2等車があったの?

フランス パリ 地下鉄
非常用の警報器(左)と緊急用のブレーキ(右)。
「もっともらしい原因なしに警報器と緊急ブレーキを使用するのは愚か者です」…だそうです。