2007年03月18日(日) 黄色い水仙募金

皆さんは、もし宝くじが当たったらどうしますか?

私なら…

「まず、東京のマンションの住宅ローンを返して、パリにもアパルトマンを買って…(以下省略)」

なお、フランス パリに来てから何かとお世話になっているダニエルさんに、以前、同じような質問をしたことがありました。
その時、彼は…

「今よりも少しだけ広いところに引っ越して、自分の愛する人たちにお小遣いをあげて、残ったお金は病気を治す研究に寄付する」

…と、おっしゃいました。
寄付する…という考えは多くの人が思いつくアイディアだと思いますが、本人や家族が病気でなくても、病気を治す研究に寄付したいとおっしゃったことが、とても印象的でした。

さて、そんな話を思い出したのも、実は今、我が家の前にあるパンテオン広場で、キュリー研究所のがん研究のための「黄色い水仙募金」が行われているからです。
3月16日から18日までの3日間、パンテオン広場が水仙の花畑に大変身!
ミニオーケストラによる演奏や子供のための催し物などもあり、明るく楽しく募金が行われています。

フランス パリ キュリー研究所
パンテオン広場で行われる3日間の募金イベント。
Un Jardin pour la VIe, Une Jonquille pour Curie

フランス パリ キュリー研究所
1日も早く、人類ががんを克服することができるといいですね。

フランス パリ キュリー研究所
水仙の花や水仙の花のブローチを2ユーロで、また、ショッピングバッグを5ユーロで購入すると、その利益ががん研究に寄付される仕組み。
ただ寄付を募るだけでなく、このようなアイディアもいい。