2006年12月05日(火) レモン石鹸

僕が子供の頃、小学校の手洗い場にあったレモン石鹸…。
レモンの形をした黄色い石鹸が、オレンジ色の(みかんの?)ネットに入れられて、蛇口のところに下がっていたものです。
ネット越しに石鹸を使う時のザラザラとした感触や、新しい石鹸がネットに入っていた時のちょっと嬉しい感じなど、懐かしく思い出します。

そんなことを思い出したのは、ここフランスでもレモン石鹸を見つけたから。

1つはパリの5区、私達のアパートのすぐ近くにある小学校の手洗い場で。
そしてもう1つは、先日出かけたノルマンディーの小さな村、ジェルブロアのサロン ド テのお手洗いで。

洗面台の壁に取り付けられた金具に、日本のそれよりも2回りくらい大きなレモン石鹸が、ネジで取り付けられていました。

本当は、もっとぷっくらした形なのでしょうが、使われている間に細くなり、レモンというよりはモンキーバナナみたいになっていました。
また、そっと鼻を近づけてみたけれど、レモンの香りはしませんでした。

日本のレモン石鹸は、どんな香りだったでしょうか…。
そしていまでもあるのかな…。

フランス パリ 石鹸
ノルマンディーの小さな村のサロン ド テで見つけたレモン石鹸。
レモン石鹸も興味深かったけれど、洗面台の装飾も美しいものでした。

フランス パリ 石鹸
パリの小学校で見つけたレモン石鹸。
屋内運動場の脇にある手洗い場にありました。
レモンというよりは、モンキーバナナみたいだけど…。