2006年08月01日(火) みんな、ヴァカンス

一緒に仕事をしている藤浦さんが、約1か月のヴァカンスを終えて、今日から戻って来てくださいました。

藤浦さんにとっては2年ぶりとなる、ご家族揃っての日本への里帰り。
久しぶりの日本で、ちょっとビックリすることや、戸惑うこともあったのだとか。

その1つが、券売機での電車や地下鉄の切符の買い方。
フランスでは、最初に行き先や購入する枚数などのボタンを押し、そして最後にお金を入れますが、日本では、最初にお金を入れ、それから行き先や枚数などのボタンを押すとのこと。
ちょっとしたことだけど、言われてみればその通り。

「機械が信用できる国(=日本)と、必ずしもそうでない国(=フランス)との違いなのかもね」

…と、一同、妙に納得。

他にも、クスッと笑える話がたくさん。
でも、こんなふうに少しずつ、自分の感覚が日本の(日本人の)感覚とズレていくのかな~と、ちょっと心配にも…。

フランス パリ パン屋
7月31日から8月20日までの3週間、私達の住むアパートの1階にあるパン屋さんもヴァカンスでお休み。
貼り紙の下の方には、近所にある他のパン屋さんの住所が案内されていましたが、ヴァカンスの間にお客さんが他のパン屋さんへと離れて行ってしまうのでは…と、心配にならないのだろうか。

フランス パリ 本屋
近所にある本屋さんも、8月20日までお休み。
約1か月間まるまる休んでも商売が成り立つなんて、何だか羨ましい。
フランスの、この余裕(ゆとり)は、どこから来るのだろうか…?