2006年06月11日(日) 牛の心臓を生で

今日も暑い…。
昨日より、もっと暑い…。

さてさて、毎週日曜日はマルシェで野菜を買い、その足でスーパーマーケットにも行くのだけれど、今日はマルシェで野菜を買った時点で、家に帰りたくなった。

なぜならば、BIO(ビオ:biologique:自然食品)の八百屋さんで、とても素敵なトマトを買ったから。
それは、牛の心臓(coeur du boeuf)と呼ばれるトマト。

ではでは、早速いただいてみることに…。

まず、見た目。
色は、緑と黒と赤を混ぜたような不思議な(少し不気味な?)色。
形は、いくつものヒダが重なったような、複雑な形。
確かに、牛の心臓のように見えなくもありません(本物の牛の心臓もよく見たことがないけれど…)。

続いては、味。
さっと水で洗って薄切りにし、何もつけずにそのまま食べてみる。
一言で言えば、素朴な味と香り。
子供の頃、田舎で食べたような、どこか青くさい、夏の味。

なお、牛の心臓と呼ばれるだけあって、お値段も牛肉並み…。
1kgで9.80ユーロ(約1,500円)と、なかなか贅沢な、ご馳走トマトなのでした。

フランス パリ トマト 牛の心臓
お皿に添えたのはパセリと玉ねぎのみじん切り、そしてゲランドのお塩。