2006年06月08日（木）　大人、1枚

先週までの寒さが嘘のように、昨日、今日と、とても暑くなりました。
街でお会いした方々とは、「急に暑くなったわね！」というのがご挨拶の言葉に。
これからパリにお出かけになる方、どうぞ、お召し物にご注意ください。

さて、今日ご紹介するのはパリのメトロや高速郊外鉄道（RER）の、切符の自動券売機。
切符や回数件、定期券などを買うことができます。

ご旅行でパリにいらした時、この種の機械を使うのは気が引けてしまうかも知れませんが、使ってみれば意外に簡単。
画面の手前にある銀色のローラーを上下にコロコロと回して、画面の中の希望する選択肢に合わせ、OKならば緑のボタン、取り消しならば赤のボタンを押すだけです。

もちろん駅の窓口でも切符や回数券を買うことはできますが、大抵は長蛇の列が…。
窓口でペチャクチャ話す人もいて、なかなか順番がこないのです。

ただし、自動券売機を使用する場合には小銭をご用意ください（各種カードでも買うことができます）。


パリのメトロの切符の自動券売機。
お金を入れるのは1番最後（ここが日本の券売機とはまったく逆）。
だから、操作の途中で迷ったって大丈夫！
フランス語や英語など、表示する言語を選ぶこともできます。


画面の下にある銀色のローラーを上下にコロコロと回して、画面の中の青色の選択肢を希望の位置まで移動させます。
そして、OK（選択）なら右側の緑のボタン、取り消しなら左側の赤のボタンを押すだけ。
心配いりません、どうぞ使ってみてください。


切符を選ぶと料金が表示されるので、あとは機械に小銭を入れるだけ。
「おつりも出ます」と書いてあるので、たぶん（？）出るのでしょう…。
画面にはセピア色のパリの風景が表示され、まもなく切符が出てきます。
「どうぞ切符をお取りください。良い旅を、そしてまたお会いしましょう！」だって。


切符や回数券は窓口で買うこともできますが、結構並ぶ…。
いろいろと質問をしたり、何だかんだと文句（？）を言うお客さんもいて、なかなか順番がこないことも…。
ただし、フランス語を話してみたい（試してみたい）人にはいい機会。