2006年05月30日(火) なくならないで…

ここ数日、とても寒いパリ…。
部屋の暖房を入れたいくらいの寒さです。
これからパリにお出かけになる方、是非、暖かい格好でどうぞ。

さて、今日ご紹介するのはパッサージュ(passage)。
パッサージュとは、アーケード付きの古い商店街のこと。
ガイドブックや雑誌にも紹介されていますので、ご存知の方も多いと思います。

パリには現在約20のパッサージュがあると言われていますが、写真はその中の1つ、ギャルリー ヴェロ ドダ(Galerie Vero Dodat)。
白と黒の大理石を市松模様に並べた、美しい床がここの特徴です。

しかし、このヴェロ ドダに限らず、パッサージュはどこも寂しい感じ…。
昼間でも人通りが少なかったり、すでに閉店してしまったお店もあったり…。
パリのパッサージュが商店街として脚光を浴びたのは18世紀後半のことなのだとか…。
でも、いつまでも、なくならないで欲しいと思います。

フランス パリ パッサージュ
ギャルリー ヴェロ ドダ。
ルーヴル美術館やパレ ロワイヤルのすぐ近くにあります。

フランス パリ パッサージュ
古いパッサージュを良い状態に維持するのは大変なのだとか…。

フランス パリ パッサージュ
ギャルリー ヴェロ ドダの19番地。
私達のお気に入り、レストラン ヴェロ ドダ(Restaurant Vero Dodat)。