2006年05月24日(水) 電話番号便利表

先日、アパートの入り口に、数枚の紙が置かれていました。
それがこれ(写真)。
私達が住むパリ5区の、電話番号便利表です。

区役所、警察、消防などの他、電気屋さん、ガス水道屋さん、鍵屋さんなど、日々の生活に関わりのある役所やお店、病院などの電話番号が書かれています。

ちなみに、お世話になりたくはないけれど、フランスの救急(SAMU)は15番、警察は17番、消防は18番です。

また、お医者さんや歯医者さん、薬剤師さんの電話番号よりも、電気屋さんやガス水道屋さん、鍵屋さんなど、住まいに関わるお店の電話番号の方が先に記されているあたり、建物が古かったり、設備が老朽化していたりするパリならではだな~と、妙に納得してしまいました。

なお、右下、1番最後には、PAPA/MAMAN(お父さん/お母さん)のお家の電話番号を書き入れる空欄が設けられていました(こういう気持ち、大事でしょ?)。

フランス パリ 電話番号
アパートの入り口に置いてあった、パリ5区の電話番号便利表。
何故か2種類あり、その内容も微妙に異なります。
1番最初に書かれている区役所の番号からして違っているんだけど、どちらに掛けても大丈夫ってこと?

フランス パリ 電話番号
電話番号便利表の内容から、パリの日常生活を想像することもできたりして…。
区役所、警察に続いて鍵屋さん(serrurier:セリュリア)ですから。
防犯のためにドアに2つめの鍵を取り付けるとか、新しい鍵に交換するとか?
それとも、鍵を無くしてしまったのでドアを開けてもらうとか…?

フランス パリ 電話番号
フランスの電話番号は10桁。
それを2桁ずつ、5つに区切って表記します。
パリに来たばかりの頃は、そのリズムがつかめずに苦労しましたが、いまでは少し慣れました。
これは、フランス語特有の数字の表現方法によるものかと…。
フランス語を学んだことがある方なら、ご理解いただけるものと思います。