2006年02月20日(月) 家の顔

今日ご紹介するのは、私達の住むアパートの玄関。
「玄関は家の顔」なんていいますが、ここの顔はなかなかお洒落です。

重いブルーのドアを開けると、そこは黒と白の大理石を市松模様に敷き詰めたホール。
その奥はアルコーブ(alcove:壁面の一部を後退させてつくった空間のこと)になっていて、そこから右上に向かって木製の螺旋階段が伸びています。

この玄関、決して広いわけではないけれど、ホールも階段もとてもきれい。
いつも手入れが行き届いていてピカピカなのです。
外出から戻ってきてこの玄関に入ると、一瞬にしてシンッと静かになり、そして、どこかホッとするような気持ちになります。

フランス パリ アパート
木製のドアを押し開けて、玄関ホールに入ったところ。
日本人の私には少々薄暗い感じがしますが、時の流れを感じさせる、独特の雰囲気が漂っています。

フランス パリ アパート
ホールの奥、アルコーブからドアの方を見たところ。
ホールの隅には何台かの乳母車(いまはベビーカーって言うのかな?)が置かれている。
玄関や階段で、子供達とすれ違うのも楽しみの1つ。
みんな、とっても可愛くって!

フランス パリ アパート
アルコーブから上へと伸びる、木製の螺旋階段。
踏み板も、手すりも、ピカピカに磨き上げられています。
しかし、長い時の流れの中で、踏み板の中央部分は磨り減って…。