2006年01月13日(金) お国柄

午後、郵便局へ。
今日は発送する郵便物がたくさんあったので、少し時間がかかり、その間に窓口のおじさんと少しだけ仲良くなりました。
片言のフランス語で世間話(?)をし、最後に4ユーロのお釣りをもらう時、おじさんはそれぞれ図柄の異なる1ユーロ硬貨を4枚選んで、渡してくださいました。

「これはベルギーの1ユーロ硬貨。国王アルベール2世の肖像画ね。それからこっちがドイツ。国章の鷲。イタリアはレオナルド ダ ヴィンチの「理想的な人体図」。そしてこれがフランスね」。

自宅に戻ってフランスの1ユーロ硬貨の図柄について調べてみたら、フランスの国土を象徴する六角形、生命と連続性と成長を象徴する木、フランスのモットーである自由(Liberte)、平等(Egalite)、博愛(Fraternite)の文字を組み合わせたものであることが解りました。

表面はユーロ圏で共通でも、国ごとに異なる裏面の図柄をじっくり見たのは初めてでした。

フランス パリ ユーロ
1ユーロ硬貨。
左から、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー。
まさに、お国柄。