2006年01月12日（木）　セーヌを渡る風

午後遅く、2人で買い物へ。
パンテオンの裏にあるモンターニュ通り（rue de la Montagne：直訳したら…山通り！）を下ってサン ジェルマン大通りへ。
そしてそのまま、セーヌ河沿いへと抜けました。

モンターニュ通りは僕の好きな道。
観光とはまったく無縁の道ですが、小さなカフェやレストランなどが軒を連ねる、フランスの田舎町に来たかのような、のどかな雰囲気の通りなのです。

ここ数日、曇り空が続いているパリの街。
もうしばらく、青空を見ていません…。
セーヌ河にかかる橋の上に立ってみたら、冷たい風がヒュ～ッ！と吹いて行きました。


冬には冬の、夏には夏の表情があるセーヌ河。
この季節のセーヌは、どんよりと曇った空を川面に映し、どこか沈んだ感じ…。
そしてその上を、冷たい風が渡って行きます。


この時期は、川沿いを歩く人影もまばら…。