361 美食の街 リヨン 好きです!

フランス、リヨン(Lyon)の街に行ってきました。
リヨンは、美食の街と聞いていたので、食いしん坊かつ呑み助の僕は、とても楽しみにしていました。

初日のお昼ご飯は、市内にある高級レストランへ。
ここは、ミシュランで2つ星を獲得しているお店。
かの、シラク前大統領や、橋本龍太郎 前内閣総理大臣もご利用になったお店です。

夜は、リヨンから少し離れたフランスの美しい村、ペルージュ(Perouges)にある小さなレストランへ。
本当に気さくな雰囲気の中、地元の食材をふんだんに使ったお料理を食べさせてくれる、とても良いお店でした。

そして翌日のお昼ご飯は、リヨンの街中にある、有名シェフがプロデュースしたレストランへ。
ここは地元の人たちで大賑わいの人気店。
「このお値段で、このお料理!?」と、感激してしまいました。

ところで、僕が今日お伝えしたいのは、それぞれのレストランでいただいたお料理についてではなく、それぞれのレストランにお邪魔して嬉しかったことについてです。

それは、いずれのレストランでも、ワインリスト(そのお店で出すワインの一覧)の筆頭に、リヨンの地酒が記されていたこと。

「うちは高級レストランだから、ワインもフランス各地の高級なものしか置いてません」

…というわけではなく、また…

「うちは小さな村の、小さなレストランだから、ワインもそれなりのものしかありません」

…というわけでもなく、さらには…

「うちは有名シェフの人気店だから、有名なワインだけを取り揃えています」

…というわけでもない。要は…

「リヨンの街のお料理は、リヨンの地酒とともに召し上がれ!」

…という、美食の街としての誇りのようなものを感じることができたからです。

やはり、その土地のお料理には、その土地のお酒が1番なのですね。
美食の街、リヨン、好きです!