020　パリサド

パリという都会に住み、都会で働く女性のためにバッグを作るサビーヌ プル（Sabine PROUX）さん。
シンプルでありながら、素材やフォルム、実用性などにこだわった完成度の高さから、上品さと知性にあふれる彼女の作品。
現代（いま）を生きる女性のための、美しいバッグたち。


ご自宅の本棚には、アンティークのスタンプを使って、パリサド（PaLisSade）のブランド名がディスプレイされていました。

【歴史】

「バッグのデザインを専門に勉強したことはないのよ」と話すサビーヌさん。
1991年に、当時のご主人が経営されていた従業員100人程のバッグメーカーで、スクールバッグをデザインしてみたことが、この世界に入るきっかけに。

そして瞬く間に彼女のデザインしたバッグはメディアに取り上げられ、フランス国内だけでなく、世界各国でも販売されるようになったのです。


デザイナーのサビーヌさん。
控えめであり、そして上品。

【店舗】

しばらく休止していたデザイナーとしての活動を再開したばかりのサビーヌさん。
パリの16区にあるアパルトマンに住み、バッグのデザインや素材選び、メーカーとの折衝や営業活動など、そのすべてを1人でこなす彼女。

しかしそのかいあって、近々、パリの有名百貨店（ギャラリーラファイエットやボンマルシェ、BHVなど）に作品が並ぶことになりました。


サビーヌさん直筆のデザイン画。
こうしてバッグが形作られていくのですね。

【商品】

プルミエール クラスと呼ばれるパリの見本市会場で、センスの良さが際立っていたサビーヌさんの作品。
そのフォルムといい、素材といい、群を抜いた存在感を放っていたのです。

シンプルでありながら上品なデザイン。
素材や色のバランス感。
細部にまでこだわった実用性など。
現在（いま）を生きる女性に、是非持っていただきたいバッグです。


サビーヌさんの作品の特徴は、女性らしい優しいライン。


ショルダーバッグもサビーヌさんの腕にかかるとこんなに上品に。


ベロア、ヌバックなど、素材選びのセンスにも驚かされます。