008 いとしのトライアングル2/2
前回、今回と2回連続でクリニャンクールからお伝えする蚤の市レポート。
私達2人が大好きなヴェルネゾン(VERNAISON)地区についてご紹介いたします。

キッチンクロスやホーロー製品。
写真上部、銀色のお菓子の型もいいと思いませんか?
【うちは○○専門店】
ヴェルネゾンにあるお店の多くは、実に個性的。
そう、店主の個性やこだわりが、店構えや品物にもそのまま表れているからです。
店構えも店内もきれいに整えられ、品物がきれいにディスプレイされているお店もあれば、小さくて薄暗いお店の中に、倉庫のように品物が積まれているお店もあります。
取り扱う品物もお店ごとにさまざまで、「キッチン用品なら何でも!」というお店もあれば、「うちは銀の食器だけ!」というお店もあります。
その他にも、キーホルダーの専門店やビーズの専門店なども。
お店の1軒1軒、品物の1つ1つを眺めているうちに、時間があっという間に過ぎてしまいます。

写真右側のティーカップは内側の色がすごくきれいでした。

ところ狭しと並べられたキッチン雑貨。
棚の奥の方の商品はほとんど見えません…。

細々とした雑貨があちらこちらに。
【身近に置きたい、可愛いものたち】
ヴェルネゾンの各店に並べられている品物の多くは、比較的小さなものが多いように思います。
もちろん、家具などの大きなものを扱うお店もあるのですが、やはりその大半は身近に置くための、小さなもの。
「これは実用的!」と言えるものは少ないかも知れませんが、いつも身近に置いて、時々眺めてみたり、そっと手を触れたりしたくなるようなものが多いのです。

壁一面に飾られたアンティークのキーホルダー。
これでお店全体の100分の1(?)くらいです。

ビーズの専門店。
好きなものをカップいっぱいに入れていくらという販売方法。

お菓子の型あれこれ。1つ10~15ユーロ(約1,400~2,100円)くらい。
【心に残る思い出の品に】
もし、パリにいらしてお時間がある時は、是非、ヴェルネゾンに行ってみてください。
そしてお時間の許す限り、いとしのトライアングルの中で迷子になってみてください。
あなただけの宝物がきっと見つかるはずです。
パリの街中にあるデパートやお店で買う品物よりも、ずっとずっと心に残る思い出の品になると思います。

???

洗面器に入れられたアヒル君。
何だかこちらを見ているようで、とても気になりました。
連れて帰ってあげれば良かったかな…。

ホーロー製のお塩入れやポットなど。
あるところには、まだまだあるものですね。