030 アルザスへの旅4/5

レンタカー
今回の旅で、私達の足になってくれたレンタカー。
予約の時点では、今までに借りたどのレンタカーよりも安かった。
しかし、レンタカー屋さんで車と対面して、納得。
車体の両脇にハデな広告が描かれていたからです!

アルザス 家
アルザス(Alsace)地方、とあるお宅のよろい戸。
このブルーが、何とも言えず素敵です。

アルザス 家
こちらのお宅は、壁が淡いピンク。

エギスアイム
エギスアイム(Eguisheim)の村。
フランスの最も美しい村に、認定されているところ。

エギスアイム
石畳の小径が家々の間を迷路のように伸びる。

エギスアイム
とても小さく、とても静かで、とても可愛らしい村。

エギスアイム
家も車も、いい雰囲気。
パリに比べたら、時間がゆっくり流れているみたい…。

エギスアイム
村のお肉屋さん。
大きなソーセージや厚切りハムでも買って、食べたいな~。

エギスアイム
マスカット通りだって!
さすがアルザスワインの産地。

エギスアイム
「アルザスワイン、飲めます」だって!
あぁ~、寄って(飲んで)いきたい…。

イローゼン
アルザス地方、イローゼン(Illhaeusern)の村。

イローゼン
とあるお宅の塀の中を覗き見…。
11月だというのにお花でいっぱい!

イローゼン
村の中をゆったりと流れるイル川(Ill)。

オーベルジュドリル
イル川のほとりに立つ、オーベルジュ ド リル(L'Auberge de l'Ill)。
「そこで食事をするためだけに旅する価値がある」と賞される名店。
ミシュランガイドで三ツ星を獲得しているレストラン。
オーベルジュ(auberge)とは、宿泊設備を備えたレストランのこと。

オーベルジュドリル
オーベルジュ ド リルの駐車場で。
ベンツやジャガーなどの高級車が並ぶ中に停めた私達のレンタカー。
見てください! 車の前にこんなにスペースが余っちゃった(大笑)。
三ツ星レストランに、こんな車で乗りつけるなんて恥ずかしい?
いえいえ、それが痛快ですらあります。

オーベルジュドリル
オーベルジュ ド リルにて。
イル川を臨む窓辺の席に通されて、まずはシャンパンで乾杯。

オーベルジュドリル
今日のアミューズ(amuse:お通し)。
なお、オーベルジュ ド リルのシンボルは、イル川沿いの柳の木。
ほら、お皿にも、川風に揺れる柳の葉が描かれています。

オーベルジュドリル
相方(水野)の前菜。
オマール海老とアーティショー(artichaut)のサラダ。
かぼちゃのガレットを添えて。

オーベルジュドリル
僕の前菜。
ほたて貝と海老のミルフォイユ、ほうれん草と青りんごのサラダ。

オーベルジュドリル
相方(水野)の主菜。
仔牛のヒレ肉のローストの詰め物、季節のきのこ添え。

オーベルジュドリル
僕の主菜。
野うさぎ(lievre)の赤ワイン煮 ポール エーベルラン風。
このお料理を注文した時…

「今が旬。美味しいですよ。でも、ちょっと強いけれど大丈夫ですか?」

…と、給仕さんに訊ねられました。
そして、出されたお料理は、本当に強烈な味と香り(と言うよりも、匂い…)。
大抵のものは食べられる相方(水野)も、一口食べて目を白黒させてました。

オーベルジュドリル
食後のチーズ。
好みのものを幾つか選び、お皿に盛ってもらう。

オーベルジュドリル
相方(水野)のデザート。
お店の看板を冠したグラース(glace:アイスクリーム)。
またこの後は、プチ フール(petits fours:一口サイズのお菓子)が。

オーベルジュドリル
食事の後は、お庭をお散歩。
お店のシンボルである柳の木が川風に揺れる。
心もお腹も満たされて、至福のひと時…。

オーベルジュドリル
オーベルジュ ド リル。
私達にとっては、初めて入ったフランスの三ツ星レストラン。
お店の方々の自然な振る舞いやお気遣いにより、まったく緊張しなかった。
それどころか、食べるということを、心から楽しむことができた。