2007年05月30日(水) すべてはここから

今日は、パリ郊外へお出かけ。
向かった先はベルサイユ(Versailles)。
そう、ベルサイユ宮殿で有名な、あのベルサイユです。

しかし、宮殿やお庭を観に行ったわけではなく、お邪魔したのは当店の取引先、サジュー(SAJOU)。
アンティークの手芸用品などを復刻していらっしゃる、その現場を訪ねました。

そして、事務所や倉庫を見せていただいたり、サジューを蘇らせた時の裏話を聞かせていただいたり、製品を作る時の思いや苦労話を伺ったり、貴重なアンティークのコレクションを見せていただいたり、さらには、新商品や将来の夢についても…。

なお、彼女のお話には、感じるところがたくさん。
自分の中に想いをしっかりと持ち、その実現に向けて一歩一歩進んでいくお姿には、とても共感することができます。

さらに、サジューさんも当店も、事業を始めて約3年。
「これからも一緒に頑張って行きましょう!」とも。

フランス パリ サジュー sajou
フレデリック クレスタン ビエ(Frederique CRESTIN BILLET)さん。
日本で紹介されている写真は澄ましたお顔が多いけど、私達の前では…。
ホントは、とってもチャーミング。

フランス パリ サジュー sajou
貴重なアンティークのコレクションがたくさん!
口から出るのは「わぁ~!」とか、「おぉっ~!」という言葉ばかり…。
私達も、本物(アンティークのもの)を見るのは今日が初めて。
これらのコレクションを参考に、忠実に復刻版を作っているそうです。

フランス パリ サジュー sajou
彼女が生まれて初めてサジューの製品に出合ったのは15歳の時。
これが、その時手にしたアルバム(刺繍図案)ブルーのNo.4。
そう、すべてはこの1冊から始まった!

フランス パリ サジュー sajou
右がアンティークのアルバム、左が復刻版。
アンティークのアルバム ブルーは、復刻版の1/4の大きさ(小ささ?)。
それ故、ミニアチュール(miniature)との俗称があるのだとか。
ただし、刺繍図案としては、小さ過ぎて見にくい…。
そこで、復刻版は絵はがきの大きさにしたのだそうです。