2004年11月11日(木) 目には見えない

今日は、第1次世界大戦休戦記念日(アーミスティス:Armistice 1918)でお休み。

私達はパリ郊外、ブーローニュの森にあるロンシャン競馬場に行って来ました。
しかし、競馬を見に行ったわけではなく、ここで開かれている骨董市に行って来たのです。

パリで毎週末に開かれる蚤の市とは一線を画し、ここは本物のアンティークが並ぶ骨董市。
かつてフランスの王侯貴族が使っていたような豪華な家具やインテリア、食器などが並べられています。

また、そのお値段も一流です。
私達が普段買っている品物に比べたら、桁が3~4桁は違うようでした。
そう、日本円にして数十万円から数百万円という品物です。

また、このようにお上品な骨董市ですから、お店の方たちはスーツにネクタイといういで立ち。
さらに、見に来ていらっしゃるお客様もいわゆる上流階級の方々なのでしょう、とてもお上品なお召し物の方々ばかり。

そこに、普段着で乗り込んでしまった私達といったら…。
知らないということは恐ろしいことですが、フランスの、目には見えない社会的階層みたいなものは、私達には判りにくい部分です。
反省…。

フランス パリ ロンシャン競馬場
パリ、ロンシャン競馬場で開かれた骨董市のテント。