2004年10月12日(火) モノで馴染みの日本

アパートの大家さんで写真家のフィリップさんが、約1か月半にわたる個展を開かれることになりました。
テーマは移民とその仕事。
フランスに移住してきた人々を、職業という視点から捉えた写真展です。

ポルトガルやスペイン、アフリカなど、たくさんの国々から移住して来た人々が、さまざまな職業に就いて働く国、フランス。
いかにもフランスらしいテーマです。

今日は一般公開前にヴェルニサージュ(vernissage:展覧会などを開催する際にお客様をお招きする宴会)が開かれたので、2人でお邪魔しました。
会場に到着すると本当にたくさんの人々。
そして、人種もさまざまです。

私達がお邪魔した午後8時過ぎには会場内もすっかり盛り上がり、ワインで上機嫌になっている人々も…。
また、こんな時には初対面でも話が弾むもの。
しかし私達にとっては、フランス語を話すことが出来ないことを悔やむことにもなります。

なお、私達が日本人であることを伝えると…

「日本は凄い国だね。日本のものは本当に凄いよ。ミノルタでしょ、コニカでしょ、それにオートバイのホンダにヤマハ…。そう、どれも本当に素晴らしいよ」

…とのお言葉。
フランスにおける日本とは、まだまだモノで馴染みのある国のようです。

フランス パリ 写真
フィリップさんの個展にて。