2004年08月31日(火) お売り出来ません

写真は、新聞や雑誌などを出版している会社、フィガロ(FIGARO)。

このフィガロがある辺りには、有名無名のアパレル会社や問屋さんが軒を連ねています。
そしてこの界隈を歩くと、次のシーズンはどんなファッションや色が流行るのか、何となく感じることが出来ます。
何故ならば、半年から1年くらい先に発売されるお品物(見本品、展示品)がウィンドウに飾られているからです。

私達がパリに来た頃(2月)、ある問屋さんでとても素敵なウィンドブレーカーを見つけたので早速買いに入ったのですが…

「このお品物はお売り出来ません。来シーズン用の展示品ですから」

…と言われたことがありました。
展示品を小売店に見せて注文を取り、その分を来シーズンまでに作って納めるとのことでした。

フランス パリ ファッション
パリの出版社、フィガロ。