2004年04月23日(金) パリ笑う

俳句の春の季語に「山笑う」があります。
冬の間、眠っていたかのように静かだった山が、春の訪れとともに芽吹き、花が咲いて、明るくなって見える様を表した言葉です。

今日のパリは本当に春らしい、気持ちの良い1日になりました。
近所にあるヴォージュ広場にもたくさんの人が出て、春の訪れと暖かな陽だまりを楽しんでいらっしゃいました。

世界のあちらこちらで様々な出来事が起こっている昨今ですが(日本での出来事も、フランスに聞こえて来ております…)、今、この瞬間のパリだけは、とても平和であるように感じます。
そう、まるでパリの街が笑っているかのような、そんな暖かな春の1日でした。

フランス パリ 春
パリの4区、ヴォージュ広場にて。