223 休日の朝のカフェ

パリは現在、4月2日(日)の朝9時半。
お天気は小雨。あまり寒くはない、春の朝です。

今日は久しぶりに、ノート パソコンを持って、街に出てみました。
今、僕がいるのはパリの5区、パンテオンの前の通りにあるカフェです。
お店の名前はCREPES A GOGO(ここ、本当はクレープ屋さん?)。

この通りにはいくつかのカフェがありますが、他のお店はまだ準備中。
恐らく、朝10時からなのでしょう。
一足早く開いていたこのお店には、すでに数人のお客さんが入っています。

窓側のテラス席に座っているのは20代前半の男の子。
恐らく彼は、アメリカから旅行に来たのでしょう。
コーヒーとデニッシュを食べながら、ポケットからパリの地図を出して見たり、通りを行き交う人々を眺めたりしています。

隣りのテーブルに座っているのは、ヨーロッパの、どこかの国から来たと思しきご夫婦です。
お2人とも50歳くらいでしょうか。
カフェの外の景色を眺めながら、奥様が旦那様に、しきりに何かを話しています。

店の奥、角にあるソファーに座っているのは、アメリカ人の中年男性2人。
1人はソファーにドカッと腰を下ろし、両腕を背もたれの上に回しています。
もう1人は足を組んで前方に投げ出し、身振り手振りを交えて英語で話しています。

休日のこの時間、カフェのお客さんは観光でパリにいらした方が意外に多いのですね。
恐らくこれは、お泊りになっているホテルに朝ご飯が付いていないか、または、付いていても値段が高いからなのでしょう。

本当は、この界隈に住む人達が、ゆったりと朝の時間を楽しむ様子をお伝えしようと思ったのですが…。
ちょっと時間が早過ぎたかな…。