134 フランスの学生寮を探検

昨年、パリで知り合ったリサさんを訪ねて、パリの南、ソー公園(parc de Sceaux)の近くにある、学校の学生寮にお邪魔しました。

この学校は、フランスのエリート養成学校のような位置づけで、学生の9割近くが敷地内にある学生寮で生活しながら勉強しているとのこと。

日本の学生寮にも入ったことがない私にとっては、ちょっとした探検気分。
寮に住む学生は600人以上とのことで、その建物は何棟にも分かれていました。

しかしながら、建物が男女別に分かれているわけではないため、隣りの部屋に男子学生が住むリサさんにとっては、大変なこともあるようです。

その1つがシャワー。
2人で1つのシャワーを使用しなければならず、皆が皆、きれい好きとは限らないので、それはそれは辛そうでした…。

また、全学生に対して洗濯機が数台しかなかったり、朝方はシャワーのお湯の出が悪かったり、トイレの個室の鍵が壊れていたりと、不便なこともたくさんあるそうです。

ただし、お部屋の中は、大きな窓に大きな机、ベッドにクローゼット、洗面台などがそろっていて、なかなか快適そう。

また、今の季節は窓から明るい日差しが差し込んで、窓の外には緑いっぱいの景色が広がっています。
ここは、勉強をするには、なかなか良い環境なのかもしれません。

楽しいことも、また、大変なこともあるようですが、ここで頑張るリサさんを私はあらためて尊敬するのでした。