013 明るさ、暗さ

日本に一時帰国してみると、パリとの違いを感じることが多々あります。
もちろん、気候も歴史も文化も異なる国ですからさまざまな面で違いがあって当然なのですが、そのうちの1つに明かりがあります。

明かり、たとえは部屋の明かり。
日本では蛍光灯を使用した白く明るい照明が多いように思いますが、パリでは白熱灯を使用した、少し暗めの照明が多いのです。
これは私達が住んでいるアパルトマンの部屋に限ったことではなく、窓越しに見える他のお宅のお部屋の明かりも総じて暗いのです。

パリに来たばかりの頃は「何だか、薄暗くてイヤだな~」とも思ったのですが、最近では慣れてしまい、この薄暗さに落ち着きや安らぎを感じるようになりました。
単に、照明は明るい方が良いというのではなく、何事も加減が大切なのですね。

お宅の照明はいかがですか?