023 フランスのクリスマス

こんにちは、フルールドクールの阿部桂太郎でございます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

さて今日は、フランスのクリスマスについて、お話をしたいと思います。

皆さまは、フランスのクリスマスというと、どんな感じだと思いますか。

数年前、僕は初めてフランスでクリスマスを過ごしましたが、その時の印象は、とても静かというものでした。

クリスマスというと、とても楽しい、そして、とても賑やかな感じがいたしますが、ここパリで過ごした初めてのクリスマスは、とても静かだったのです。

なぜならば、クリスマスになると人々はお休みをお取りになり、故郷にお帰りになって、ご家族やご親戚と一緒にお過ごしになるからです。
そのため、フランスの首都であるパリは、いつもより人が少なくなり、街中も静かなになるのです。

その様子はちょうど、日本の年末年始に似ていると思います。
また、クリスマスの日、12月25日の朝などは、日本の元日の朝に似ていて、街がシーンと静まり返っています。

ところで、日本でクリスマスと言えばクリスマスケーキをいただきますが、ここフランスでは何を食べると思いますか。

まず、食前酒にはシャンパンをいただきます。
きらきらと美しい泡を立てるシャンパンはクリスマスにピッタリ。
そしてここフランスでも、シャンパンは特別な日の飲み物になります。

また、前菜には生牡蠣やフォアグラをいただきます。
これも、クリスマスならではの贅沢な食べ物です。

さらに、主菜には鶏の丸焼きをいただきます。
お腹の中に栗やマッシュルームなどを詰めてこんがりと焼いた、七面鳥や鶏などをいただきます。

そしてデザートには、薪の形をしたブッシュ ド ノエルと呼ばれるケーキをいただきます。

なお、皆さまは今年のクリスマスをどんなふうにお過ごしになりますか。
日本のクリスマスは、賑やかで、そして楽しそうでいいですね~。

僕は、まだ決めてはいませんが、今年も静かなクリスマスを過ごすことになりそうです…。

以上、今日はフランスのクリスマスについて、少しだけお話をいたしました。