14回目の蚤の市レポートは、南仏プロヴァンスの田舎町、リル・シュル・ラ・ソルグの蚤の市をご紹介いたします。 ヴォークリューズの泉から湧き出るソルグ川の支流に囲まれたこの町は、フランスの中でも最も大きな蚤の市が開かれる町として有名です。 南仏のゆったりとした雰囲気の中で開催される、魅力ある蚤の市をお楽しみください。
人口約1万8千人のリル・シュル・ラ・ソルグの町には、約200軒ものアンティークショップがあると言われています。また、その集まりであるアンティーク村も、全部で9つあるそうです。 さらに日曜日には運河沿いに露天のお店が立ち並び、たくさんの人で賑わいます。 そして年に2回、春の復活祭の週末と8月中旬の週末には、町の南側にある音楽学校の広場にもたくさんの露天のお店が立ち、この時は町中が蚤の市一色になります。
町に9つあるというアンティーク村とは、大小様々なアンティークショップの集まりのこと。二階建ての立派な建物の中に幾つものアンティークショップが入っている村もあれば、何かの工場であったような大きな建物や敷地を上手に利用して、いくつものお店が同居している村もあります(昔は織物業が盛んな町であったとのことなので、その工場を利用したものかも知れません)。 また、町中に点在しているアンティークショップも立派なお店が多く、お店のすぐ前に美しいソルグ川が流れていたり、可愛らしい裏庭が付いていたりと、個性的なお店も多いのです。 さらに、毎週日曜日に運河沿いに立ち並ぶのは露天のお店。テントの下や店先に台を置き、その上に品物を並べて売っています。また、並んでいるのは比較的安価なものが多く、リネンやキッチンクロス、イニシャルテープやボタン、ホーローの台所用品やカフェオレボウルなど、どのお店にも宝物が潜んでいそうでワクワクしてしまいます。
年に2回、春の復活祭の週末と8月中旬の週末には、町の南側にある音楽学校の広場にもたくさんの露天のお店が並びます。そしてそこには、フランス中からアンティークを商う人々が集まってきます。中には、パリの蚤の市でお見かけしたお顔もあり、「あれっ、こんなところで?」とちょっとビックリすることも…。彼らはフランス中を旅しながら、各地の蚤の市にお店を出しているのだそうです。 また、何度かリル・シュル・ラ・ソルグに出かけるうちに顔なじみになったお店もあり、買い物をする度に、たくさんおまけしてくださいます。 南仏は明るくて、のんびりとした美しい土地。またそこに住む人々ものんびりとしていて優しい人が多いように感じます。そんな、南仏の小さな町での宝探しは、本当に楽しいひと時なのです。 リル・シュル・ラ・ソルグ 観光案内所のサイトでは、イベント、交通、宿泊施設などの情報を得ることができます。 http://www.ot-islesurlasorgue.fr/ →No.15へ続く