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この文章は、文化放送のデジタルラジオ番組「333DISCS 憩いのひととき」の「パリの街角」のコーナーで放送された内容(収録原稿)です。 |
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このラジオをお聞きの皆様の中にも、ルーブル美術館という名前を聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか。
ルーブル美術館は、フランスのパリにある国立の博物館で、世界最大級の規模を持つ美術館の1つであると言われています。
場所はパリの街のほぼ中央にあって、有名なセーヌ河に面して立ち、廻りにある美しい街並みと共に、世界遺産にも登録されています。
また展示されている作品数も非常に多く、世界的に有名な絵画や彫刻のほか、古代エジプトや古代ローマなどの遺品も展示されています。
ところで私くしはパリにすんで約5年になりますけれども、いままで、ルーブル美術館に入ったことがありませんでした。
何となく慌しい毎日を送っていたということもありますし、また、「近くにあるのでいつでも行ける」と思っていたせいもあります。
しかし先日、家族で外出した際に、たまたまルーブル美術館の近くを通りかかりましたので、ちょっと入ってみることにしました。
なお以前から、「ルーブル美術館は広過ぎて、とても一日では回り切れない…」とのお話を伺ったことがありましたけれども、実際に入ってみて、その広さを実感することができました。
私達家族は、だいたい3〜4時間くらい館内を見て廻りましたが、全体の5分の1も見ることができたかどうかという感じだと思います。
なおルーブル美術館を初めて見た私くしの感想は…、
やはり写真で見るのと、実物を見るのとでは、大きく異なるということです。
学生の頃の美術や歴史の教科書に載っていた絵画や歴史的な遺品が、まさに目の前にあるわけですが、その大きさといい、そして色といい、存在感とでも申しましょうか、やはり実物は違うものだな〜というふうに感じました。
その中でも一番印象深かったのは、有名なモナリザの絵です。
実物を見るまでは、「女性的な、ちょっとふっくらとしたお顔」というように思っていたのですが、実際に拝見すると、意外にほっそりした顔立ちであるということです。
そしてもう一つ。日本では「モナリザ」と呼ばれているこの作品ですけれども、ここフランスでは「ラ ジョコンド」と呼ばれているということです。
これは、この肖像画のモデルになったとされる方のお名前から、そう呼ばれているのだそうです。
さらに正式には、「リーザ ゲラルディーニの肖像」という作品名であるということも初めて知りました。
ちなみに、「モナリザ」の「モナ」とは「婦人」という意味、また「リザ」は「エリザベッタ」という名前の愛称ということで、「リザ婦人」というような意味になるのだそうです。
なお私くしは、美術のことも、また歴史のこともよく分かりませんけれども、初めてルーブル美術館に入ってみて、とても心豊かな、そして、贅沢なひと時を過ごすことができました。
またルーブルには、これだけの素晴らしい作品が揃っていることにあらためて驚くと共に、この美術館を見るためだけに、パリを訪れる価値は十分にあるのだということを、あらためて感じました。
皆様も是非、いつの日かゆっくりと、ルーブル美術館を楽しんでいただきたいと思います。
以上、今日は、パリのルーブル美術館について、少しだけお話をいたしました。
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