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No.26
フランスの運送屋さん

こんにちは、フルール ド クールの阿部桂太郎でございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて今日は、フランスの運送屋さんについて、お話をしたいと思います。

この文章は、文化放送のデジタルラジオ番組「333DISCS 憩いのひととき」の「パリの街角」のコーナーで放送された内容(収録原稿)です。

以前にもお話したかも知れませんが、いま私くしが住んでいるアパートにはエレベーターがありません。

また、私たちの部屋はアパートの4階、日本ふうに言うと5階にあります。

そして、我が家宛の荷物が届くと、運送屋さんがアパートの入り口にあるベルを鳴らします。

なお、日本では考えられないことかも知れませんが、運送屋さんの多くはアパートの入り口まで荷物を届けてくれるだけで、4階までは上がって来てくれません。

以前、部屋のある4階まで持って上がって来ていただけませんかと聞きましたが、「僕の仕事はここまでだから」と、あっさり、断られてしまいました。

また最近は、運送屋さんがベルを鳴らしてから、アパートの下まで降りていくのが少し遅くなると、荷物をアパートの管理人さんに預けて、さっさと帰ってしまいます。

さらに以前、パリ郊外にあるホームセンターにストーブを買いに行った時のこと、買ったストーブを届けていただけますかとお願いしたら、「はい、いいですよ。でも、有料ですけど」と、言われました。

そして、「お部屋は何階ですか?」と聞かれたので「4階です」と答えたら、「アパートの下までお届けするのに30ユーロ、あとは1階上がることに7ユーロいただきます」と言われました。

それでは、パリ郊外からアパートまで届けていただくのと、アパートの入り口から部屋のある4階まで持って上がってもらうのが、ほぼ同じ金額ということになってしまいます。

なお、そのストーブそのものはとても安いものだったので、結局、自分たちで持って帰ることにしました。

「ところ変われば何とやら…」と申しますが、あらためて日本の運送屋さんのサービスの素晴らしさを実感する、今日この頃です。

以上、今日はフランスの運送屋さんについて、少しだけお話をいたしました。



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