|
この文章は、文化放送のデジタルラジオ番組「333DISCS 憩いのひととき」の「パリの街角」のコーナーで放送された内容(収録原稿)です。 |
|
日本では、新学期と言えば4月からになりますが、ここフランスでは9月からになります。
なお皆様は、どんな風景をご覧になると、「新学期だな〜」とお感じになりますでしょうか。
美しく咲いた桜の花でしょうか、それとも、真新しいランドセルを背負った可愛らしい子ども達の姿でしょうか、それとも、紺色のスーツに身を包んだ社会人一年生の姿でしょうか。
私くしがここフランスで「新学期だな〜と」感じるのは、スーパーマーケットやデパートでのことになります。
何故ならば、新学期を迎えるこの時期になると、スーパーマーケットやデパートの中に、文房具の特設売り場ができるからです。
そしてそこには、ノートや鉛筆、消しゴムや定規など、色とりどりの文房具が所狭しと並びます。
そして、大きなお買い物かごを持ったり、ショッピングカートを押しながら新しい文房具を買う、たくさんの親子の姿を目にします。
なお、その様子を見ていて驚いてしまうのは、一度にたくさんの文房具を買う人が多いということです。
中には、ノートや鉛筆などをどっさりとお買い物かごの中に入れているご家族もあり、ここのお宅には、いったい何人のお子様がいらっしゃるのだろう…?と思ってしまうこともあります。
ところで皆様は、フランスの文房具と言えば、どんなイメージがありますでしょうか?
きっと、美しいデザインや、きれいな色の文房具を想像なさるかも知れません。
そして確かに、そのような文房具が多いと私くしも思います。
しかし、それらの文房具を実際に使ってみますと、ノートにしろ、ボールペンにしろ、ホッチキスにしろ、文房具全般的に日本製の品物の方がより使い易いように感じます。
やはり、文房具という名の道具なのですから、本来の機能を十分に発揮してくれるものであって欲しいと思います。
そういう意味で、日本製の品物は本当に優秀だな〜と、フランス製の文房具を使う度に思います。
ちょっとお話がずれましたが、今日はフランスの新学期の風景についてお話いたしました。
|