005 サーモンのクランブル

クランブル(crumble)といえばフランスでは家庭のお菓子によく登場しますが、今回はフランスの料理雑誌からヒントを得て、おかずに仕上げてみました。
レストランではこのようなお料理を見かけたことはありませんが、家庭料理として登場することは結構あるようです。
グラタンを作る要領で上にクランブルをあしらうだけで、いつもとはちょっと違うメイン料理に仕上がります。
アレンジも自在ですので、ぜひお試しあれ!

サーモンのクランブル
フランスの家庭料理、サーモンのクランブル。

【材料:4人分】

クリーム液

クランブル

材料
冷蔵庫のボードに今日の材料をメモ。

【手順】

  1. じゃがいもは塩水から茹でて1センチほどの輪切りにします。
  2. ズッキーニは5ミリほどの厚さに切って輪切りにします。
  3. 玉ねぎは千切りにして塩こしょうをし、フライパンでしんなりするまで炒めます。
  4. グラタン皿に上記1.から3.までを並べ、その上にサーモンを薄切りにして敷き詰めます。
  5. クリーム液の材料をすべてボールに入れて混ぜ、4.に回しかけます。
  6. オーブンを180度に予熱しておきます。
  7. クランブルの材料をすべてボールに入れて、手でそぼろ状になるまで混ぜます(写真の様なそぼろ状にならない場合には、小麦粉やオリーブオイルで調節してください。)
  8. 上記5.の上に満遍なくクランブルがいきわたるように散らします。
  9. 180度のオーブンに入れて、30分から45分ほど、焦げ目の状態を見ながら焼きます。
  10. お皿に盛り付けたら、お好みでケッパーなどを散らしても良いと思います。アクセントになって美味しいのです。

ポテト、ズッキーニ、たまねぎ
1番下に茹でたポテト、その上にズッキーニ、さらにたまねぎ。

スモークサーモンを並べる
スモークサーモンを食べやすい大きさに切って並べます。

クリーム液を作る
クリーム液を作ります。

クリーム液を流し入れる
クリーム液を流し入れます。

オリーブオイルを加える
クランブルの材料。
オリーブオイルを加えます。

バターを溶かして混ぜる
手の体温でバターを溶かしながら混ぜます。
写真にはベーキングパウダーの缶が写っていますが、実際に使用するのは小麦粉です(我が家では、ベーキングパウダーの缶の中に小麦粉を入れて保存してあったため)。

クランブル
クランブルは大小まばらのままでも結構です。

180度のオーブンで
180度に温めたオーブンで焼きます。

できあがり
クランブルがサクッと焼きあがればできあがり。

【あやこのコメント】

材料にお好みの果物を用いてお菓子として作る場合には、クランブルの材料にバターと同量のお砂糖(できれば三温糖をお薦めします)を加えてください。
そして、お好きなフルーツをバターとお砂糖で炒めて耐熱容器に入れ、クランブルをその上にあしらい、焼きあがったら、生クリームや粉砂糖、ミントの葉などで飾ってください。
簡単に、立派なお菓子が出来上がります。
ボナペティ!

クランブルはおかずにも、おやつにも
クランブルはおかずにも、おやつにも使えます。

【お便り】

●神奈川県にお住まいのH.A.様より
こんにちは、H.A.です。
今日、ボナペティ キュイジーヌに紹介されていたサーモンのクランブルを作ってみました。
ちょっと焼きが足りなかったかな?
でも、とても美味しかったです。
サーモンの風味がじゃがいもにしっかり移って、思ったよりもあっさりしていて家族にも好評でした。
クランブルってどんな感じ?って思ったら、サクサクしていてこれがまたいい感じですね。
あ、そうそう、ズッキーニはあまりなじみがないのでナスを炒めて並べました。
ナスでもなかなかいけましたよ。
それではまた、美味しいお料理をよろしくお願いしますね。

神奈川県のH.A.様より
神奈川県にお住まいのH.A.様よりいただきました。