002 バジルクレープ プロヴァンス風

フランスでクレープと言えば庶民の味。
マルシェ(朝市)や店先でクレープのいい匂いが漂ってきたら、食べずにはいられません。
そんなクレープを今回は立派なお食事に仕上げてみました。
日曜日のゆったりとした朝ご飯にお薦めします。
フランスパンをかごに入れて添えると、それだけで優雅なパリのお食事に。
トマトソースもパンと一緒に残さず食べてくださいね。

バジルのクレープ
バジルペーストが入ったクレープです。

【材料:2人分】

トマトソース

バジルクレープ

クレープの材料
小麦粉、卵、牛乳、バジルペーストがクレープの材料です。

トマトペースト
トマトソースの材料になるトマトペースト。

南フランスのハーブ
南フランスのハーブはソースの香り付けに使います。

【手順】

トマトソース

  1. オリーブオイルとにんにくをお鍋に入れて、にんにくの香りがたったら千切りのたまねぎを加えて炒めます。この時、塩を振るとたまねぎの水分が良く出ます。
  2. トマトは粗く切っておき、たまねぎがしんなりしたら入れましょう。
  3. トマトの水分が出てたらトマトペーストと水を入れ、ほんの少しミキサーにかけます(ミキサーが無ければ、はじめの段階でトマトとたまねぎをなるべく細かくしましょう)。
  4. 適度な濃さのトマトソースになったら、プロヴァンスハーブと塩、こしょうを入れて弱火で3分煮ます。

バジルクレープ

  1. ボールに小麦粉、卵を入れて混ぜます。ダマが無くなったら少しずつ牛乳を入れ、良く混ざったらバジルペーストを入れます。
  2. フライパンを熱してサラダ油を薄く引いたら、クレープ生地を薄く流します。両面にきれいな色がついたら別のお皿に移します。
  3. 出来上がったクレープにカマンベールとハムを並べてクルクル巻きましょう。

仕上げ

  1. お皿にトマトソースを引いて、具を巻いたクレープを並べます。
  2. お皿ごとに約1分、電子レンジにかけましょう(チーズの溶け具合を見ながら)。
  3. 最後にバジルの葉を飾って出来上がり!

オリーブオイルでニンニクとたまねぎを炒める
オリーブオイルでニンニクとたまねぎを炒めます。

トマト
トマトを加えます。

材料を細かく刻んで
ミキサーがない場合は、材料をあらかじめ細かく刻んでおきます。

牛乳を少しずつ入れる
ダマにならないよう、牛乳も少しずつ入れましょう。

フライパン
クレープを焼くためのフライパン。
普通のフライパンでも大丈夫。

カマンベールチーズとハムをクレープに
薄く切ったカマンベールチーズとハムをクレープに乗せます。

くるくると巻いて
そして、くるくるっと巻いてください。

ソースをひいたお皿の上に巻いたクレープを
ソースをひいたお皿の上に巻いたクレープを乗せます。

【あやこのコメント】

クレープの基本は、粉100g、卵2個、牛乳200gです。
また、プロヴァンスのハーブやトマトペーストは、フランスではどこのスーパーでも安価で手に入ります。
お薦めの品もございますので、ぜひお問い合わせください。
ボナペティ!

なお、実際にお作りになった時のご感想やお写真をお寄せください。
このページでご紹介させていただきます。
また、材料がお近くで手に入らない、作り方で分からないところがあるなど、お問い合せもお気軽にどうぞ。

木べらでひっくり返して
フライ返しがないので、木べらでひっくり返していま~す。

クレープは食事にも、おやつにも
フランスでは、クレープが食事にもおやつにも登場します。